ピエール・ルメートル(原作・脚本)

1951年、フランス生まれ。
2006年、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ第1作「悲しみのイレーヌ」で作家デビューし、コニャック・ミステリ大賞他、4つの賞を受賞する。
シリーズ第2作「その女アレックス」は、栄誉あるイギリス推理作家協会インターナショナル・ダガー賞を受賞し、日本でも「このミステリーがすごい!」など4つの有名ミステリーランキングで1位となるなど大変な話題となり、世界各国でベストセラーを記録する。
続くシリーズ最終作「傷だらけのカミーユ」でもインターナショナル・ダガー賞を受賞する。 2013年、本作の原作となる「天国でまた会おう」で、フランス最高峰の文学賞ゴンクール賞に輝くと共に、3度目となるインターナショナル・ダガー賞も獲得、ジャンルを超えてその才能を絶賛される。
さらに、本作の脚本もデュポンテルと共同で手掛け、セザール賞脚色賞を受賞する。 その他の作品は、「死のドレスを花婿に」、「監禁面接」など。「天国でまた会おう」の続きとなる、エドゥアールの姉マドレーヌが主人公の「炎の色」も出版された。